馬車道耳鼻咽喉科クリニック 院長ご挨拶
まだ抗生物質がなかった時代です。
その話を両親から聞き、耳鼻咽喉科へ進む決意をした信州大学医学部６年生の頃。
あれから２０年以上が経ち、地元の横浜で開業することとなり、心に決めていることがあります。
一つ目。耳鼻咽喉科は怖いイメージがあると思います。それを払拭する暖かで明るいクリニックにすること。横浜市瀬谷区という子供の多い地域での勤務が長かったため、また私自身子供やご年配の方が好きなことから、私が今まで各地域で勤務するといつも子供の笑い声が溢れ、ご年配の方々が談笑をする待合室となっていました。子供たちが「いつか耳鼻科の先生になりたい！」そう思ってくれるような、希望と笑顔あふれるクリニックにしたいと思います。
二つ目は、信州大学病院、横浜市大病院など大きな病院での勤務経験を生かし、重大な病気を見逃さない、適切なタイミングで連携する病院に紹介することです。
三つ目は、現在７年間続けているフィリピンの医療ボランティア、また大学、大学院時代の留学経験を生かし、英語での診療と外国人への優良な医療を提供することが、この国際都市横浜での特別な役割と思っています。
最後に、中区での唯一の女医の耳鼻咽喉科開業医として。女性の社会的立場と家庭の仕事との両立に、全力で協力できる診療を心がけます。待合室にいる時間を有効にできるよう、電子カルテ化、待合呼び出しシステム、携帯での予約システムを導入しました。
耳鼻科ついでに自分の用事を済ませられたら、女性はきっと楽だと思います。
慢性疾患の多い耳鼻科では患者さんの都合に合わせることが、治療の継続になり、完治へと結びつくのです。
私は堅苦しいタイプの人間ではありません。
代々医者という家庭ではなく、一般的に育った普通の人間です。
だからこそ、患者さんの痛みや悩みを共有し、上から目線でなく、共に戦う気持ちで日々努力し、医療に邁進する所存です。
是非、地域の皆様がお気軽に足を運んでくださることを心よりお持ち申し上げております。
略歴
・信州大学医学部卒業、耳鼻咽喉科頭頸部外科に入局
・信州大学医学部大学院に入学
・厚生省の難聴遺伝子研究員としてアメリカ ネブラスカ州国立リサーチ病院に留学
・帰国後、信州大学医学部附属病院勤務
・横浜市立大学医学部大学院へ編入し卒業、頭頸部癌の抗がん剤治療やそれに関わる遺伝子の研究に携わる
・医局からの派遣で、神奈川県立がんセンターや茅ヶ崎市立病院などで診察や手術の経験をつむ
・瀬谷区耳鼻咽喉科医院に勤務
・中区秋山眼科 耳鼻咽喉科耳鼻科部長
・学校医、往診医、横浜市夜間救急医もこなす
・産業医資格取得
・現在2社担当
